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アメリカから急遽帰国。現地で見たコロナウイルスの現状と関連英語

こんにちは。

 

本来なら出張でアメリカに滞在しているはずですが、新型コロナウイルスの影響で急遽帰国しました。

 

前回記事を投稿した頃から、滞在していたNY近郊ではコロナの感染者が急増し、レストランやバーが営業停止、不要な外出の自粛要請と周囲の環境が日々に悪化。

ニュースでは毎日のように感染拡大のことが報道されるなか、あれよあれよという間に職場も閉鎖されてしまい、急遽帰国することになったんです。

 

帰国したのは3月22日でしたが、なんでも26日以降アメリカからの入国者は2週間隔離することになると日本政府が発表したので、ぎりぎりの帰国となりました。

 

 

帰国前のアメリカの様子ですが、周囲のアメリカ人でマスクをする人をちらほら見るようになったのは3月の第3週目になってからで、それまでは咳きをする人はいてもマスクをする人はまったくいない状態でした。

 

手洗いの重要性は言われており、みんな手洗いは徹底するようになりましたが、マスク自体感染拡大にそれほど効果がないと言われていたので、誰もマスクをしません。

 

そもそも風邪をひいてもマスクをする習慣がない国なので、マスク自体あまり販売してないようです。

 

私は日本からマスクをいくつか持参していましたが、周りの人がしないので自分1人がすると逆に感染者と疑われる恐れがあり、マスクをしたくてもできない状態がしばらく続いていました。

 

で、3月の第3週目くらいになってからようやくアメリカ人でもマスクをする人が出始めましたが、そのころには職場でも体調不良で休む人が出始め、時すでに遅し、といった感でした。

 

幸い、私はその頃から帰国して今に至るまで、発熱や咳といったコロナ特有の症状はなく体調も問題ないので、おそらく感染はしていないと思います。

 

でも現在のNYのコロナ感染拡大の状況をニュースで見るたび、周囲のアメリカ人でも感染者はいたのではないか、との疑いはあります。

(とりあえずいまは自宅でリモートワークしています。)

 

アメリカでのコロナウイルスの感染拡大の表現も、

当初は "Outbreak"(=地域的な感染拡大)

と呼ばれていましたが、

それも "Pandemic"(=世界的な感染爆発)

に変わりました。

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ホテルのテレビのニュース画像

 

コロナウイルスは、会話では普通に "Coronavirus" と言われ

ニュースなどではよく ”COVID-19" と表記されます。

 

また、「感染する」は英語で "infect" ですが

実際は "case"(事例、症例) という単語が使われています。

 

「NYでは多くの人が感染している」は

"There are many cases in NY." と言った表現をします。

私も最初は "Many people are infected in NY." と言ったりしましたが、

どうもそういう言い方はしないみたいです。

 

高速道路では

"Stay Home, Stop The Spread"(=家にとどまり(感染の)拡散を止めましょう)

という標語をよく見かけました。

NYでは人混みで感染するリスクを恐れて、電車やバスなどの公共交通機関期間を利用する人が減り、一時的に車の量が増えたと言います。

でもすぐに人々が自宅待機するようになり、帰国前には道路も普段より空いていました。

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道路沿いの "STAY HOME" 表示

 

スーパーは買い占めで商品棚の一部はガラガラです。

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帰国日のJFK空港も普段と比べればガラガラ。マスクをしている人も見るようになってきました。

でもぱっと見で10人中2人くらいの割合でしょうか。

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とにかく今は無事に帰国できてほっとしています。

一刻もはやくコロナウイルスが収束し、世界中が普段の日常に戻ることを願っています。