厳冬のアメリカで出来ること
今年のアメリカは平年より強い寒波が来ているらしく、各地で大雪をもたらしているようです。
私のいるネブラスカ州のリンカーンという街も、先日記録的な大雪が降りました。
何でも1965年に次ぐ観測史上二番目の大雪だとか。
といっても積雪量は30~40cm程で、これで観測史上二番目かとも思いましたが、普段はそこまで積もらないそうです。
それに寒さも今年は記録的な寒さで、連日最低気温が-15℃を下回り、-20℃以下に下がる日もあります。
まるでシベリアか北極並みですね。行ったことないですが。
気温が低いと一度降った雪は溶けずにずっと残っていて、辺り一面真っ白です。
アメリカは車社会なので、普段は雪が積もりだすとすぐに除雪車が出てきて、道路に積もった雪を除雪して車が通れるようにします。
しかし今年は大雪で除雪が追いつかないらしく、主な幹線道路は普通に車が通れるようになりましたが、幹線道路から一歩入った住宅地の中の道路はまだまだ雪が残っている状態です。
しかもアメリカでは冬にスタッドレスタイヤに交換するという習慣がなく、雪が積もってもノーマルタイヤのまま。
当然ノーマルタイヤで雪道を走るので、かなり慎重に走らないとスリップしまくりです。
自分の運転では今のところ無事ですが、ホテルの目の前でスリップして前に進まない車を2台ほど押しました。
こんな時期の過ごし方ですが、今はとにかく寒くて気軽に外出できないので、仕事が終わったらホテルの部屋にこもりっぱなしです。
そしてひたすらテレビを見ますが、これが結構リスニングの勉強になります。
もちろん言っていることのすべてが分かる訳ではないですが、ずっと聞いているとなんとなく分かるようになってきます。
知らない単語で気になるものが出てきたら辞書を引くこともありますが、辞書を引いている間に話が先に進んでまったく分からなくなるので、なるべくひたすらテレビの音に集中して耳を傾けてるようにしています。
この集中して聞くというのが大事だと思っていて、(どっかの教材の宣伝文句にもありますが)何かしながら聞き流しているよりも絶対にリスニングの練習になると思うのです。
なかなか外出できなくて部屋に一人でいることが多いこの時期は、人によってはストレスが溜まりがちになりますが、私の場合はリスニングの練習が出来る貴重な時間だと思っています。