いくつになっても語学のススメ

マルチリンガルを目指す中年サラリーマンの語学中心生活

中高年になっても語学は上達はする

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語学の習得は若くないと無理?

学生時代は英語が得意だったけど、社会人になって完全に忘れてしまったので、もう一度勉強し直したい。

 

これまで中国語とは縁がなかったが、40歳を過ぎてから仕事上どうしても必要になった。

 

定年になって時間ができたので、以前から関心があったスペイン語を勉強して、スペインや中年米を旅行してみたい。

 

様々な理由で、中高年になってから外国語を学習する人が増えています。

 

しかし、人間誰しも年を取るにつれて記憶力は衰えるもの。

思うように上達しないで苦労している人も多いと思います。

 

「釘は熱いうちに打て」の言葉通り、語学を習得するのは若いうちでないと無理、という考えが一般的です。

 

 でも本当は、中高年になっても語学を習得することは可能なんです。

 

日本人が英語が苦手な訳

語学の中でも主流は英語なので、英語を例に話します。

 

人間若い方が記憶力も良く、頭も柔らかいので、10歳の子供と60歳の大人が英語学習を同時に始めたら、10歳の子供の方が上達は速いでしょう。

 

しかし平均的な日本人は、子供のときから学校で英語を習う環境にいますが、

日本人全員が英語を話せるようになるかというと、英語が苦手という人の方が圧倒的に多いのが事実です。

 

英語ができない理由として、学校教育、指導方法が悪い、という声をよく聞きます。

日本の英語教育は、読み書き文法中心で、会話が少なく実践的でないといいます。

 

そもそも日本語が特殊なので、日本人は英語の習得が苦手なんだという話もあります。

 

そんな日本の環境下でも、英語ができる人は一定数います。

 英語ができるようになるには、何が必要なのでしょうか。

 

英語の上達に一番大切なもの

それは当たり前のことですが、「英語が話せるようになりたい」という意欲です。

 

それも「英語が話せたらいいな~」という曖昧な気持ちではなく

「絶対に英語が話せるようになってやる!」という強い意志、欲求です。

 

「英語が話せたらいいな」という程度の気持ちなら、「でも今は忙しいし、時間ができたら勉強しよう」という逃げ口実ができます。

だからいつまで経っても話せるようになりません。

 

でも「絶対に話せるようになる!」という気持ちがあれば

そしてこれに「いつまでに」という期限を設ければ

そのためにいま何をすべきか、というのが分かってきます。

 

大切なのは【目標設定】です。

 

・1年後に海外旅行に行っても不自由しないだけの英会話力を身につける。

・2年後に洋画を字幕なしで見れるようになる。

・3年後に外国人の友達と食事しながら談笑できるレベルになる。

 

こういった具体的な目標があれば、その目標を達成するために

 

・1日ひとつ、旅行会話のフレーズを覚えよう。

・毎日通勤時間に英語の音声を聞き流して、週末は洋画を英語の字幕で見よう。

・自己紹介や日本のことを説明するフレーズを毎日少しづつ練習して、外国人と出会えるイベントに積極的に参加して友達を見つけよう。

 

といった行動を起こすことができます。

 

目標を達成するまでの期限を設ければ、そこから逆算して、それまでに何をやればよいかが分かります。

 

多くの人が英語がなかなか上達しないのは、英語ができるようになりたいと思っても、漠然と思っているだけで、目標を達成する期限を設けないからです。

 

この「目標達成する期限を設けて行動する」というのは

若い人にしかできないことでしょうか?

 

実はこれ、何歳になってもできることなんです。

これが中高年になっても語学は上達する、の意味です。

 

そうは言ってもそこまでモチベーション高くないし。。。

そういった声も聞こえてきそうですが

モチベーションの上げ方というのはまた別の機会にお話ししようと思います。

 

では今日はこのへんで。