英語ができるとスペイン語も覚えやすくなる
前回の記事でスペイン語の勉強を再開したことを書きましたが、スペイン語を勉強するようになって知ったことがあります。
それは何かというと、スペイン語には英語と似ている単語が結構あるということです。
たとえば
英語の passport(パスポート)は
スペイン語で pasaporte(パサポルテ)と言います。
[スペイン語には男性名詞と女性名詞があり、それぞれの名詞の頭に el や la の定冠詞(英語の the に相当します)がつくので、本当は el pasaporte が正確ですが、ここでは定冠詞は省略します。]
他にも例をあげると
[駅]の station(ステーション)は スペイン語で estacion(エスタシオン)
[市場]の market(マーケット)→ mercado(メルカード)
[公園]の park(パーク)→ parque(パルケ)
[銀行]の bank(バンク)→ banco(バンコ)
などがあります。
また形容詞でも
[おもしろい]のinteresting (インタレスティング)→ interesante(インテレサンテ)
[重要な]の important (インポータント)→ importante(インポルタンテ)
[難しい]の difficult (ディフィカルト)→ dificil(ディフィシル)
[すごい]の incredible (インクレディブル)→ increible(インクレイーブレ)
などなど。
これらはほんの一例で、英語に似た単語は他にもまだまだありますが、長くなるのでこれくらいにしておきます。
それでそのとき思ったのが、英語ができればスペイン語の学習にも役立つなと。
スペイン語の単語を見て、ある程度意味が推測できるんです。
もちろん英語とは全然似ていない単語もいろいろありますが、
スペイン語を勉強すればするほど、英語と似ている単語が多いことに気づきます。
このことを知ったときは、少し嬉しくてにやけてしまいました。
(ちょっとあぶない男ですね^^;)
文法的にも、S+V+Oの基本構造は英語と同じ。
動詞の活用はスペイン語の方が英語より種類が多く少し複雑ですが、一度覚えてしまえばそれほど難しくはありません。
ですのでスペイン語を学習するときに英語の知識がかなり助けになります。
そもそも英語はその成り立ちの中でフランス語の影響を受けていて、フランス語とスペイン語は同じ系統で共通点の多い言語なので、英語とスペイン語には似たような単語が多いのかもしれません。
前回の記事でも書いたように、アメリカは中南米からの移民が多いために、スペイン語の影響力は年々増加しており、今世紀半ばには英語よりスペイン語を話す人の方が多くなる、と言われています。
いまやスペイン語は、中国語、英語の次に世界で話されている人口が多い言語です。
(英語は世界の共通語として最も重要だと言えますが、話されている人口だけでいうと中国語の方が多いです)
ですので英語の学習を続けていくことはもちろんですが、英語の知識をベースにスペイン語も学習すれば、効率的に習得できるのではと考えています。
ではきょうはこのへんで。