アメリカで学ぶスペイン語
アメリカに来てよく思うのは、スペイン語を話す人が意外に多いということです。
街中を歩いていると、スペイン語がよく耳に入ってきます。
アメリカはヒスパニックと呼ばれる中南米からの移民が非常に多く、社会のあらゆる分野に浸透しています。
いま私が滞在しているニューヨーク郊外のホテルでも、フロント係、部屋掃除のメイド係、朝食の支給係の人たちの多くがヒスパニック系です。
彼らは普段は英語を話しますが、自分達の中で会話するときはスペイン語を話しているをよく見かけます。
こちらで仕事上で会う人達も、多くの人がヒスパニック系で、全体のかなりの割合を占めていています。
そういえばアメリカに入国したときのJFK空港の職員も、白人や黒人よりもヒスパニック系の方が多いように思いました。
地下鉄の車内広告も、英語の広告に混ざって、スペイン語の広告をよく見かけます。
ニューヨークのような大都市は常に新しい移民が入ってくるので、それだけヒスパニック系の割合も多くなります。
ということはそれだけスペイン語を話す人が多くなる、というわけです。
この状況はスペイン語を勉強するチャンス!と思い、アメリカに来てからは英語と並行して、スペイン語の勉強も始めています。
スペイン語は3年ほど前に独学で1年ほど勉強していましたが、忙しくてしばらく遠ざかっていました。
そのとき使っていたスペイン語会話のテキストを今回持ってきて、毎日ホテルの部屋で少しづつ勉強しています。
まずはホテルの人とスペイン語で挨拶をしようと思って、朝食の時に支給係の女性にBuenos dias.(ブエノス ディアス=おはよう)と話しかけました。
普段は英語で Good morning. と挨拶しているのですが、スペイン語で話しかけられて嬉しいのか、支給係のおばさんは英語のときより笑顔になります。
次に、スペイン語を少し知っていると伝えるために
I know some spanish words.(スペイン語を少し知っています)
と英語で前置きしてから
Gracias.(グラシアス=ありがとう)
¿Como estas?(コモ エスタス=お元気ですか?)
Por Favor.(ポル ファボール=お願いします)
(注:スペイン語は ¿Como estas? のように疑問文のときは、文頭に?が逆さまになった ¿ をつけます)
と知ってる単語を連発します。
これでだいたい掴みはオッケーです^^;
その後おばさんはスペイン語で何かを言いましたが、まったくわからないので、英語で
I'm still learning.(まだ勉強中です)
といってお茶を濁しました。。。
でもおばさんはなんかいつもより機嫌がよさそうです。
最後に食事が終わって出るときに
と言ったら、おばさんから
De nada.(デ ナダ=どういたしまして)
と返ってきました。
まあ初めてのスペイン語会話としては我ながら上出来かな、と思いました。
(自画自賛^^;)
この調子で、これから少しづつ覚えたスペイン語を身近な人と試しながら、スペイン語の学習を続けていこうと思っています。
では今日はこのへんで。